シェア,  仕事

【人生】手先が器用な人ほど貧乏になってしまうのはなぜ?

日本のことわざに「細工貧乏人宝」(さいくびんぼうひとたから)というのがあります。

これは「手先仕事が得意な人は、他人に重宝がられるが他人に利用されやすく、自分自身はつねに貧乏をしている」という意味ですが、言われてみれば確かにそうです。

手先が器用な人には、おとなしく善良で騙されやすい、いわゆる「お人好し(おひとよし)」と呼ばれる人が多いのは事実です。

そして、彼らは生まれながらにして「正義感」や「罪悪感」が強いため、何事も断ることが苦手です。

依頼主から「ちょっと困ってるんだ…今回だけ安くできない?」といわれると、それが不当に安い報酬でも無理に仕事を引き受けてしまいます。

しかし、一度、安い金額で仕事を受けたら最後です。

なぜなら、同じ依頼主や仕事仲間から「あの人ならきっと安くやってくれるよ!」とあてにされてしまい、それ以降、ずっと不当で安い金額で仕事をすることになってしまうからです・・・。

何事も「最初が肝心」といわれるのはこんな悪い状況に陥らないための戒めの言葉です。

弱い立場になりやすい個人事業主の方は、とにかく気を付けましょう。

終わり