【交通】知っておきたい煽る車と煽られる車の特徴とおすすめの対処方法
煽る車と煽られる車の特徴
今回は、ベテランドライバーの知恵蔵が30年以上の運転経験で見抜いた「煽る車」と「煽られる車」の特徴と、それぞれの煽り運転対処方法をご紹介します。
~ 煽る車 ~
ドライバーの特徴
例外もありますが、基本的に煽る車のドライバーは静かで真面目な人が多いので、普段は交通ルールとマナーをしっかり守って安全に走っています。
ただし、少しプライドが高く正義感が強いので、運転中に馬鹿にされたと感じたり、危険な割込みをされたりすると、瞬間的に頭に血が上り猛抗議の煽り運転をしてしまうのです。
- プライドが高い
- 正義感が強い
- 怒りっぽい
- 真面目
- 頑固
車と運転の特徴
ある程度ですが、車種や走り方の特徴で煽る車かそうじゃないかを判断することができます。
やはり、軽自動車やハッチバック車よりも、ミニバンやワンボックスや国産高級車などボディが大きめの車が煽り運転をしやすい傾向にあります。
また、黒色の車は他の色よりも煽り運転をする確率が高いので、黒色の車の前後を走る時はふざけた運転をしないよう心がけた方が良いでしょう。
- 黒色の車
- ミニバン
- ワンボックス
- 国産高級車
- 配送トラック
配送トラックは常に時間に追われているので、のんびりマイペースで走っている車に対しては基本的に煽り気味になります。後続車が配送トラックの場合はのろのろマイペース運転をしないよう注意しましょう。
~ 煽られる車 ~
ドライバーの特徴
煽られる車のドライバーはとにかく運転が下手です。
そのため、わき道から危険なタイミングで飛び出してきたり、割り込んできたにもかかわらずのろのろ運転を始めたり、車の流れに乗らずにのんびり走って、後続車の善良なドライバーを次々と「悪の煽りドライバー」に変身させてしまいます。
しかも、煽られる車のドライバーは、自分の運転が煽り運転を誘発しているとは1ミリも思っていないので、一生運転が上手になることはありません。残念ながら、今のままずっと煽り運転を誘発し続けることになります。
- タイミングが悪い
- 自己中心的
- 無関心
- 無神経
- 鈍感
車と運転の特徴
頻繁に煽られている車のドライバーは、自ら車の後部に煽り運転やドラレコ撮影の警告シールを貼っているので、すぐに見分けがつきます。それを見つけたら少し長めに車間距離を空けて、下手な運転の影響を受けないようにしましょう。
- 低グレードの小型車
- 運転が下手
- 警告シールが貼ってある
- 常にマイペース
- 流れに乗れない
- タイミングが悪い
- 後ろを確認しない
- 燃費だけを心配している
- 道を譲らない
- 高齢者が運転している
煽る車煽られる車、どっちが悪い?
個人的には煽った車、煽られた車のどちらにも平等に罰を与える「喧嘩両成敗」にするべきだと思います。
国や行政だけでなくテレビや新聞までが「煽った車が悪い」と一方的に決めつけていますが、これは大きな間違いだと知恵蔵は考えます。
なぜかというと、煽られる車にも大なり小なり煽り運転を誘発した責任があるからです。
なので、煽り運転によるトラブルがあった場合は、煽られた車のドライバーだけでなく煽り運転をしたドライバーの言い分もしっかり聞いて、煽られた車にも問題があった場合はしっかりと罰を与えるべきです。
そして、煽られた車のドライバーにも煽り運転を誘発しないドライバーになってもらうべきでしょう。
おすすめの対処方法
~ 煽られた場合 ~
後ろの車が自分の車を煽り始めたのがわかったら、なるべく早めに道を譲りましょう。
こうするだけで、ほとんどの煽り運転トラブルは解決します。
この時、心当たりがないからといって完全対抗するドライバーがいますが、自分では思い出せなくても、しばらく前にその車に迷惑をかけていた・・・ケースが意外とあるので、これ以上トラブルを発展させないためにも早めに道を譲った方が間違いありません。
また、本当に心当たりがなかったとしても、後ろの車が急接近してくるのは、その車が何かの緊急事態で先を急いでいる可能性が高いので、下手に邪魔をして後で恨まれるよりも、さっさと道を譲ってしまうのがベストです。
~ 煽りたくなった場合 ~
煽られる車の自己中心的な運転の被害に遭うと、つい怒りが込み上げてきて煽りたくなりますが、それは絶対にお勧めできません。
なぜなら、煽られる車のドライバーの多くは自分の運転が煽り運転を誘発しても1ミリも気付かない性格なので、せっかく煽って抗議しても無視されて終わるだけでなく、逆に、煽り運転を受けていると警察に通報されて、被害者から加害者へ立場が逆転してしまう可能性があるからです。
また、悪質なドライバーになると、わざと煽り運転を誘発してSNSに載せるための動画を撮影している場合もあるので、その罠に引っかからないためにも相手を煽るのだけは我慢しましょう。
END