【交通】中途半端に長い車間距離は逆に危険な理由は?
運転歴35年のベテランドライバーである知恵蔵は断言します。
車間距離は短いよりは長い方が良いのは確かですが、だからといって微妙に長い中途半端に長い車間距離をとるのは逆に危険です。
なぜなら、以下のような危険に遭遇する確率が高くなるからです。
- 隣の車線から割り込まれる
- わき道から車が飛び出してくる
- 対向車線の車が目の前で急に右折してくる
- あなたの運転にイライラして後続車が接近してくる
免許を取って間もなかったり運転が苦手な人は、どうしても追突事故を起こしたくない一心で車間距離を中途半端に長く取りがちですが、距離を空けるということはそれだけ「他車に割り込まれるスキ」を与えてしまうことになり、返って自分が危ない思いをする確率が高くなってしまいます。
ですので、前の車について走る場合は割り込まれない程度の車間距離を保つことが最も安全な走り方ということになるのです。
ちなみに、割り込まれない程度の車間距離はどのくらいかというと、速度によって違ってきますが、時間でいうと「2~3秒」くらいの間隔だと覚えておいてください。
常にこのくらいの車間距離を保っていればほぼ目の前に割り込まれることはありませんが、通勤や帰宅ラッシュの時間帯は、短い車間距離を狙って割り込んでくるせっかちなドライバーがいるので、くれぐれも油断だけはしないでください。
END

